悪魔・ルシファーと金星(明けの明星)

金星といえばその明るさから「明けの明星」「宵の明星」と呼ばれているので、多くの人にとって馴染みのある星なのではないでしょうか。

私も子供の頃、夕方の西の空に光り輝く金星を見付け、「あっ、一番星だ!」などと言っていた記憶があります。

金星(きんせい、ラテン語: Venus 、英語: Venus )は、太陽系で太陽に近い方から2番目の惑星。また、地球に最も近い公転軌道を持つ惑星である。

地球型惑星であり、太陽系内で大きさと平均密度が最も地球に似た惑星であるため、「地球の姉妹惑星」と表現されることがある。

また、太陽系の惑星の中で最も真円に近い公転軌道を持っている。

地球から見ると、金星は明け方と夕方にのみ観測でき、太陽、月についで明るく見える星であることから、明け方に見えるのが「明けの明星」、夕方に見えるのが「宵の明星」という。

金星 – Wikipedia

金星の呼称である「明けの明星」という言葉は、悪魔ルシファーを指して使われることもあります。

このルシファーは元々神様に仕える天使長の一人でしたが、神様に反逆したことで天界から追い出され、堕落して悪魔になったと言われています。

ルシファー (Lucifer、ルキフェル、ルシフェルとも) は、明けの明星を指すラテン語であり、光をもたらす者という意味をもつ悪魔・堕天使の名である。

キリスト教、特に西方教会(カトリック教会やプロテスタント)において、堕天使の長であるサタンの別名であり、魔王サタンの堕落前の天使としての呼称である。


キリスト教の伝統においては、ルシファーは堕天使の長であり、サタン、悪魔と同一視される。

神学で定式化された観念においては、悪魔はサタンともルシファーとも呼ばれる単一の人格であった。


天使たちの中で最も美しい大天使であったが、創造主である神に対して謀反を起こし、自ら堕天使となったと言われる。

ルシファー – Wikipedia

私も実際に天使長時代のルシファーの外見的な美しさから、「ルシファー=明けの明星」と呼ばれているものだと思っていました。

ところが、金星について調べていると、その特徴がいかにもルシファー(サタン)や地獄を連想させる興味深いものでしたので、以下にまとめてみました。

「ルシファー」や「地獄」を連想させる金星の特徴

金星には二酸化炭素を主成分とし、わずかに窒素を含む大気が存在する。

大気圧は非常に高く地表で約90気圧ある(地球での水深900mに相当)。

金星の厚い雲は太陽光の80%を宇宙空間へと反射するため、地表に届く日光そのものは地球よりも少なく、そのままであれば金星の地表温度は氷点下になるはずである。

金星の有効温度は-46℃である。それが実際にそうならないのは、膨大な量の二酸化炭素によって大気中で温室効果が生じるためである。

95気圧の二酸化炭素が510℃分の温室効果をもたらしている。

金星の地表温度は平均で464℃、上限では 500℃に達する。

温室効果のため、金星の地表は太陽により近い水星の表面温度(平均169℃)よりも高くなっている。


雲の最上部では時速350kmもの速度で風が吹いているが、地表では時速数kmの風が吹く程度である。しかし金星の大気圧が非常に高いため、地表の構造物に対して強力に風化作用が働く。

さらに二酸化硫黄の雲から降る硫酸の雨が金星全体を覆っているが、この雨が地表に届くことはない。

その雲の頂上部分の温度は−45℃であるが、地表の平均温度は464℃であり、わかっている限りでは地表温度が400℃を下回っていることはない。


金星大気の上層部には4日で金星を一周するような強い風が吹いている。この風は自転速度を超えて吹く風という意味でスーパーローテーションといわれる。

風速は秒速100mに達し、金星の自転の60倍以上の速さを持っていることになる。


一見したところ、金星大気と地球大気は全くの別物である。しかし両者とも、かつてはほとんど同じような大気から成っていたとする以下の説がある。

  • 太古の地球と金星はどちらも現在の金星に似た濃厚な二酸化炭素の大気を持っていた。
  • 惑星の形成段階が終わりに近づき大気が冷却されると、地球では海が形成されたため、そこに二酸化炭素が溶け込んだ。二酸化炭素はさらに炭酸塩として岩石に組み込まれ、地球大気中から二酸化炭素が取り除かれた。
  • 金星では海が形成されなかったか、形成されたとしてもその後に蒸発し消滅した。そのため大気中の二酸化炭素が取り除かれず、現在のような大気になった。

もし地球の地殻に炭酸塩や炭素化合物として取り込まれた二酸化炭素をすべて大気に戻したとすると、地球の大気は約70気圧になると計算されている。また、その場合の大気の成分は主に二酸化炭素で、これに1.5%程度の窒素が含まれるものになる。

これは現在の金星の大気にかなり似たものであり、この説を裏付ける材料になっている。


金星の赤道傾斜角は177度である。即ち、金星は自転軸がほぼ完全に倒立しているため、他の惑星と逆方向に自転していることになる。

また、逆算すると金星の赤道傾斜角は3度ぐらいしか傾いておらず、自転軸が倒立しているとは言え、軌道面に対してほぼ垂直になっていることになる。このため、地球などに見られるような、気象現象の季節変化はほとんどないと推測されている。


金星の自転速度は極めて遅く、地球の自転周期が1日であるのに対し、金星の自転周期は地球時間で243日、すなわち243日かけて一回転していることになる。

金星 – Wikipedia

「ルシファー(サタン)」を連想させる金星の特徴

  • 厚い雲が太陽光の80%を宇宙空間へと反射するため、地表に届く日光そのものは地球よりも少ない
  • 大気に含まれる成分は地球と似ているが、環境の違いで地球とは全く別物の大気
  • 地球など他の太陽系の惑星とは逆向きに自転している
  • 自転速度が非常に遅く、自転周期の方が公転周期よりも時間が掛かる(一年より一日の方が長い)

これらの金星が持つ特徴を見て、私がルシファーやサタンを連想した理由を説明します。

厚い雲が太陽光の80%を宇宙空間へと反射するため、地表に届く日光そのものは地球よりも少ない

厚い雲が太陽光を反射することにより地球から見た金星が光り輝いて見える一方で、金星の地表には光があまり差し込まない状態は、外見が美しかったルシファー(サタン)が罪を犯して堕落し、心が悪に染まり闇を抱えている様を表していると言えるからです。

また、創造主である神様が生命が生きるための光(教え・戒め)を与える太陽だとすると、ルシファー(サタン)は神様からの光を跳ね返している、つまり神様の教えや戒めに反抗しているとも言えます。

大気に含まれる成分は地球と似ているが、環境の違いで地球とは全く別物の大気

神様もサタンも同じ霊的な存在であるため、人間から見ると両者は似た存在であるかのように考えてしまいます。

しかし、金星のWikipediaでは金星は地球の姉妹惑星としていながら、金星は地球とは全く異なる性質を持つように、神様とルシファー(サタン)では全く異なる性質を持つ存在です。

神様が万物を創造され生命を与えてくださる、慈愛に満ち溢れた高潔な方であるのに対し、ルシファー(サタン)は自らの欲望や利得を求め、人間を罪に誘惑し堕落させようとする卑劣な存在です。

世の中のゲームやアニメの中では、ルシファーや悪魔が格好良く描かれていますが、聖書に地獄では、うじがつきず、火も消えることがないと記されているように、サタンは地獄で汚物や蛆に塗れて生きています。

神様は人類がサタンの様に堕落してしまわないように、聖書や御言葉を通して救いの道へと導いてくださいます。

地球など他の太陽系の惑星とは逆向きに自転している

自転する方向の違いが何故ルシファーと関係するのかと思われるかもしれませんが、自転の方向を頭(思考)が回転する方向に置き換えてみると、頭の回転が逆ということは正反対の思考を持っていると言えるでしょう。

実際にルシファー(サタン)は神様とは頭が逆回転し、罪(神様の考えとは真逆なこと)を犯して神様に反逆することが生き甲斐になっているため、神様がおられる天界から追い出され、地獄に落とされてしまいました。

原子という細密なミクロの世界から宇宙という大規模なマクロの世界まで、神様が定められた法則に従って運行されているからこそ、破綻することなく存続していくことができます。

これは意思を持たない物質に限ったことではなく、神様から意思を持つことを許されて創造された人類が、神様が創られた世界の中で、神様が定められた法則の中で生きる以上は例外ではありません。

神様が創られた世界の中で、神様が決められた法則や戒めに従って生きること、つまり神様の考え(頭の回転)と同じ考えを持つために、罪を悔い改めて神様の戒めに従って生きることで、私たち人類は神様から祝福され幸福な人生を送ることができます。

自転速度が非常に遅く、自転周期の方が公転周期よりも時間が掛かる(一年より一日の方が長い)

神様は宇宙や地球を管理されつつ、人類一人ひとりの心の中を見られ、更に新たなものを生み出されている方でもあります。

それを可能にするのは、神様の頭が常に超高速で回転し、瞬時に様々なことを判断し処理されているからです。

その一方で、頭の回転が遅いということは、理解力や判断力がなく、創造性や生産性も低くなります。

ルシファーは頭の回転が非常に遅いため、神様の考えを理解できずに神様に反逆し、何の生産性もなくただの時間の無駄でしかない罪を犯すことに耽り、遂には堕落してしまいました。

ここまで「ルシファー」を連想させる金星の特徴を見てきましたが、次に「地獄」を連想させる金星の特徴を見ていきたいと思います。

「地獄」を連想させる金星の特徴

  • 大気の主成分が二酸化炭素
  • 大気圧が約90気圧(地球での水深900mに相当)
  • 金星の地表温度は平均で464℃、上限では 500℃に達する(太陽により近い水星の表面温度(平均169℃)よりも高い)
  • 二酸化硫黄の雲から降る硫酸の雨が金星全体を覆っている(この雨が地表に届くことはない)
  • 自転軸が公転軸に対してほぼ垂直なので、地球のような季節変化がない
  • 自転速度が非常に遅く、自転周期の方が公転周期よりも時間が掛かる(一年より一日の方が長い)

生きている人間が地獄に行くことはできませんが(死んでしまえば肉体もなく、また金星に行ったことも、ルシファーに会ったこともないですが…)、「地獄ってこんな場所かな」と何となく想像できてしまうほど、金星は過酷な環境であるともいえます。

大気の主成分が二酸化炭素

大気の殆どが二酸化炭素であり、酸素が殆どないため生命体は生存できません。

「死んで肉体がなくなれば呼吸する必要がない」と言ってしまえばそれまでですが、いくら空気を吸っても楽にならず、窒息する苦しみが永遠に続くとなると、想像するのも嫌になります。

大気圧が約90気圧(地球での水深900mに相当)

地球で90気圧の大気圧ということは想像しにくいですが、水深900mと同じ圧力がかかっていると考えると、体にかかる負担が相当なものであることが想像できます。

体の外側から高い圧力を受けると、人間の肺は圧力に押し潰され膨らませることができなくなるそうですから、90気圧もあれば自分の肺を膨らませて空気を吸うことが困難になります。

これでは仮に金星の空気中に酸素があったとしても、空気を吸い込めなければ苦しいことに変わりありません。

空気を吸っても酸素がなく、その空気を吸すことすらままならないとなると、もう成す術がなくお手上げ状態です。

金星の地表温度は平均で464℃、上限では 500℃に達する

「地獄」と聞くと、私には火が燃え盛る熱い場所だというイメージがありますが、あなたはどうでしょうか?

金星も燃えてこそいませんが、平均気温が450℃以上もある非常に熱い場所です。

この「非常に熱い場所」だということも、金星が地獄を連想させる一つの理由になります。

二酸化硫黄の雲から降る硫酸の雨が金星全体を覆っている

聖書では神様の裁きの場面に「火や硫黄を降らせる」という表現が用いられることがあります。

主は硫黄と火とを主の所すなわち天からソドムとゴモラの上に降らせて、これらの町と、すべての低地と、その町々のすべての住民と、その地にはえている物を、ことごとく滅ぼされた。

創世記 19章24~25節

金星の気温は非常に高いため、硫酸の雨が地上に到達する前に蒸発してしまいますが、硫黄の化合物である硫酸の雨が降っている高温な場所ということも、私が地獄を連想する理由です。

自転速度が非常に遅く、自転周期の方が公転周期よりも時間が掛かる

「地獄に行くとどのような生活を送ることになるのか?」ということなど想像したくもありませんが、例えるなら地獄とは刑務所のような場所でしょうか?

金星の一日の長さは地球の時間に置き換えると240日分の長さになります。

地獄が刑務所のような場所だと仮定し、刑罰を受ける時間が昼間だけだとしても、地球の時間で120日間も継続して刑罰を受け続けたら、苦痛に耐えきれずに頭がおかしくなってしまうのではないでしょうか。

また、夜は刑罰から解放されたとしても、今度は真っ暗な独房に入り、誰とも会話することなく一人きりで120日間を過ごすことになるとしたら…

暗闇と孤独。

こちらも精神的に物凄くダメージを負ってしまいそうです。

これは地獄を刑務所に見立てて考えた場合ですが、地獄でも地球上で生きている時と同じように生活する場合を想定するとどうなるでしょうか?

地獄はうじがつきず、火も消えることがない環境の中、ヤクザやチンピラよりも質が悪いサタンたちが大手を振って歩いているような世界です。

地獄でサラリーマンとして生活するとしたら、サタンが経営する会社に勤め、パワハラやセクハラは当たり前、サービス残業も当たり前という職場環境になるのでしょうか。

その劣悪な職場環境の中、超長時間労働を強いられることになれば、これはこれで物凄い苦痛になります。

地球の環境であれば、たとえ仕事が苦しくても労働基準法で定められた8時間(+残業時間)の拘束で済み、終わりが見えていれば頑張る気力も湧いてきて、その日一日が終われば気持ちをリセットすることもできます。

しかし、地球上の120日分に当たる長時間の労働となると、一日が終わった時点でボロボロになるか、途中で心が折れてしまいそうです。

先ほどの様な刑罰を受けることがなかったとしても、このような過酷な生活が永遠に続くとなると、これもまた地獄だと言えるのではないでしょうか。

自転軸が公転軸に対してほぼ垂直なので、地球のような季節変化がない

金星の自転(日)は公転(年)よりも時間がかかるため、季節という概念が当てはまらないかもしれませんが、自転軸の傾きがないため、どれほど時間が経過しても季節による気候の変動がないということになります。

地球のように季節の変化があれば、四季折々の味覚を楽しんだり、季節ごとのファッションやレジャーが生まれるなど、季節の変化が文化や芸術に大きな影響を与えます。

しかし、金星のように何の変化もない状態が永遠に続くとなれば、人間の思考や想像力も単調なものとなり、地球のような多彩な文化芸術を生み出すことは難しいでしょう。

昼間の長時間に及ぶ刑罰か労働が終わった後に待っている長い夜も、食事などの楽しみとなるものが単調でつまらないものしかなければ、有り余る時間を持て余すことになり、これもまた苦痛です。

また、夜の間に暇を持て余し、淫らな行為に耽るようになれば、それこそサタンと同じように堕落してしまいます。

主は、自分たちの地位を守ろうとはせず、そのおるべき所を捨て去った御使たちを、大いなる日のさばきのために、永久にしばりつけたまま、暗やみの中に閉じ込めておかれた。

ソドム、ゴモラも、まわりの町々も、同様であって、同じように淫行にふけり、不自然な肉欲に走ったので、永遠の火の刑罰を受け、人々の見せしめにされている。

ユダの手紙 6~7節

ここまで「ルシファー」や「地獄」を連想させる金星の特徴を見てきましたが、これだけ条件が揃うと、ルシファーが「明けの明星」と称される理由が、外見の美しさ以外にも多々あることがご理解いただけたかと思います。

悪魔崇拝者である天皇を中心に、その親戚関係にある安倍晋三や麻生太郎が政治家として権力を握り、高度プロフェッショナル制度という現代の奴隷制度を作り、天皇と親戚関係にある三菱やトヨタといった企業の下で国民を奴隷のように働かせる。

このように日本は徐々に地獄の様な状況になりつつあります。

このような状況から抜け出すためには、正しい信仰を持ち、自ら犯してきた罪を悔い改め、サタンやイルミナティの滅亡を神様に祈り求める以外に方法はありません。

RAPTブログで神様や信仰についての正しい知識を学び、サタンやイルミナティの悪事を知ることで、救いの道が開けていきます。

あなたに神様の救いと祝福がありますように。